語句説明


(2001年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震改修設計指針 同解説)より引用

補修(REPAIR)・・・・・ 建物の損傷部分を補いつくろうことにより、構造性能を損傷前の状態に復帰させること。
補強(STRENGTHENING)・  弱いところ、足りないところを補って構造性能を向上させること。
復旧(RESTORATION)・・  損傷した建物および部位に補修・補強を施して再使用に耐えるようにすること。
改修(RETROFIT)・・・・ 復旧、補強、補修の総称。

耐震診断・・・・・・・ 建物の保有する耐震性能を構造耐震指標ISおよび非構造部材耐震指標INの2種類の指標により
            数値で評価すること。

大辞泉より引用

耐震構造・・・・・・・ 地震の揺れに抵抗できる強固な部材、筋交いなどの仕様で建物の強度を確保する構造。
制振構造・・・・・・・ 地震などによる振動を、建物に施した装置で吸収し、揺れを小さくする建築物の構造。
免震構造・・・・・・・ 地震による振動が伝わるのを低減しようとする建築物の構造。

平成25年国土交通省告示第771号より引用

吊天井・・・・・・・・ 天井のうち、構造耐力上主要な部分又は支持構造部から天井面構成部材を吊り材により
            吊り下げる構造の天井をいう。

天井面構成部材・・・・ 天井を構成する天井板、天井下地材及びこれに付属する金物をいう。